私たち司法書士は、市民の法律問題を取り扱う法律家です。
 司法書士の歴史は、明治5年に定められた「司法職務定制」に始まり、現在は法務省管轄の国家
資格となっています。
 司法書士はこれまで、登記や供託の代理、裁判所や検察庁に提出する書類の作成、といった職務
を通じて、不動産取引や相続問題の解決、会社の設立、訴訟や告訴の援助などを行ってきました。
 近年では、簡易裁判所における訴訟の代理、債務整理や和解交渉、あるいは、判断能力が不充分
な方々の後見をしたり、法律相談を受けたり、市民の様々な法律問題に対応する法律家として進化
を続けています。
 何か法律に関する問題で、誰かに相談したいと思ったとき、皆さんのそばには、全国17000人の
司法書士がいます。