第49回 全青司東京全国研修会について

投稿者: | 2021年9月16日

詳細は下記URLをご覧ください。

https://zenseishi-2021tokyo.com/

 

日程

■集合研修(基調講演・第1・第2分科会)

開催日:2021年11月13日(土)
集合研修会場:日本教育会館

■Web研修(第3分科会~第10分科会)

開催日:2021年11月14日(日)~12月12日(日)

 

テーマ・開催趣旨

「未来」

過去から今、そして「未来」へ繋ぐ

全国青年司法書士協議会(以下「全青司」という)は、1970年2月1日に創設され、昨年(2020年)、創立50周年を迎えました。

私たち実行委員会は、市民の権利擁護のため、司法書士制度発展のために活動してきた50年間の全青司の「過去」の活動を振り返るとともに、「今」の課題を検証し、市民のための「未来」を展望する研修会にしたいと考え、テーマを「未来」の二文字に託しました。

現行の制度や法の枠組みでは解決することが困難な社会問題について考え、法や制度の壁に閉ざされ人目に触れずに顧みられない人々に対して、私たち司法書士はどのような「未来」を提供することができるのか、参加する全国の司法書士とともに考える契機となる研修会を目指していきます。

これからの社会の「未来」に参加する司法書士

全青司はこれまでに、市民の権利擁護のために、社会正義の実現のために貧困問題、差別問題、生活保護世帯支援、震災等被災者支援をはじめとする様々な社会問題に取り組んで来ました。

しかしコロナ禍によって現行の制度や法の枠組みでは解決仕切れない問題に直面した多くの市民が顕在化してきました。

社会の分断が拡大し、不平等に拍車がかかり、法や制度を活用しても救われない、困難に直面した人々にとって、私たち司法書士はどのような「未来」を作り上げることができるのでしょうか。

これからの社会の「未来」に参加する司法書士の一人ひとりが、そして仲間と一緒に、考えていきたいと思います。

法的な視点に凝り固まることなく、専門家としての業務の枠を超えて研究・勉強を重ね、多角的視点から日本や世界の問題は何かを問い、考え直すことは、司法書士ができる市民のための支援活動や寄り添い活動などについて、改めて考えるひとつのきっかけや気づきとなります。これからの「未来」に向けて更に深い、そして広い活動への新たな起点となることを目指していきます。